千葉市 プロがチェック!自分に合った震災への備え
6月26日、政府は千葉市や横浜市などで震度6弱以上の地震が起こる確率は、80%以上と発表しました。もしもの時に、私たちは何を準備しておけばいいのか?日本防災士機構の防災士・橋本茂理事にチェックしてもらいました。
まずは普段どんな備えをしているのか、山田さんご夫婦に見せてもらいました。ベッドの下に収納されていたのは、アルミの毛布や懐中電灯、スニーカーなど、7年ほど前に購入したという防災グッズです。
使えるのか確認してみたところ、電池が入っていなかったり使い方が分からなかったり――普段使わないと忘れがちになります。橋本さんによると、電池は未使用でも消耗するため、季節の変わり目ごとに点検するべきだと言います。
では、他に何を準備すればよいのでしょうか?橋本さんによると、“2日間は支援がなくても過ごせる準備”をする必要があるとのこと。
特に優先的に持ち出して欲しいと話すのが、“最低限の水”。飲み水や生活用水として必要な水は、1人1日3リットル。しかし、橋本さんによると、非常時の持ち出しは3リットルで2日分とし、1日3食分の食料や懐中電灯、雨がっぱやゴミ袋として使えるように大・中・小のビニール袋などを“1人分ずつ”リュックに入れ、玄関に置いておくのがよいと言います。
また、非常用と合わせて自宅には1週間分の蓄えを分散して準備することで、避難生活になっても必要な物を少しずつ取り出せるようになります。
さらに、家庭によって準備するものを変える必要があるそうです。例えば、避難所で支給される乾パンは硬いため、小さな子どもや高齢者のいる家庭では、レトルトのおかゆなど軟らかい食品を用意しておくことも大事なのだとか。
さらに、避難生活ではなかなか入浴できないため、女性の場合は顔が隠れる帽子やマスク、ヘアゴムも必要だと言います。
みなさんも、自分にあった備えを心がけてみましょう。
本日、千葉市花見川区検見川町自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
千葉市中央区椿森国立医療センターに通院治療をされ戻りました。